アメリカ大統領選と文化の日-東京カフェ会通信

~日経平均株価が大幅安~

資産形成に役立つ時事ネタを知る

アメリカ大統領選と文化の日

更新日:2016/11/4

11月2日日経平均株価が前日比-300円と大幅安になりました。下がったポイントは“アメリカ大統領選”と“文化の日”です。

アメリカ大統領選の最新予想

一時はクリントン氏の優位が報じられていました。しかし、11月に入り再びクリントン氏のメール問題が再燃。世論調査ではクリントン氏とトランプ氏の支持率は拮抗し、一部の調査ではトランプ氏が逆転したとも報じられています。

不安で売られる株

市場はすでにクリントン氏の当選を織り込みつつありました。ここに来てトランプ氏の支持率が上がったことで、どっちが当選するか分からない不安感から11月1日のアメリカ株は売られました。それにつられて11月2日の日本株も売られました。しかし300円は下がり過ぎです。これは11月3日が祝日なのが影響しています。日本の休み(市場が開いていない)にどんな悪いニュースが出るか分かりません。不安によりリスクオフ(株を売る)に動く人が多かったため、大幅安となりました。株を持っているのに売買ができないのはとても危険なことです。

不安なときにとるべき行動

  • クリントン氏の勝利:一時的に株価上昇
  • トランプ氏の勝利:一時的に株価下落

は間違いないと思います。しかし、予想通りクリントン氏が勝つとも限りません。この状況、6月のブレグジットショックに似てきました。(思い出しただけで吐き気がします。)不安なら大統領選の前に一度株を手放して、選挙後に買い直すことも考えたほうが良いと思います。


この記事を書いた人:中野史雪

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